こんにちは!!漆黒のPCゲーマーのえんおうです
今回はゲーミングキーボードを選ぶ際に必ずといっていいほど拘りたいメカニカルスイッチの軸の違いについて解説していきます
メカニカルスイッチはたくさんの種類があり特徴が異なります
- クリック感
 - 打鍵音
 - 押圧
 - アクチュエーションポイント(センサー反応の深さ)
 
正直全部覚えるのは大変なので、多くのメーカーがよく使用している4色だけ覚えれば十分かと思います
- 青軸: クリック感があり打鍵音の大きい
 - 赤軸: クリック感が全く無く打鍵音が比較的静か
 - 茶軸: クリック感が若干あり打鍵音もそこそこ
 - 銀軸: クリック感が全く無く打鍵音が静かでキーの反応位置(アクチュエーションポイント)が浅い
 
基本的にこの4つを理解してもらえれば、キーボードの軸選びは困ることはないです

メカニカルスイッチは元々ドイツにあるCherry社という会社が開発したメカニカルスイッチで、様々なメーカーがこのキースイッチを利用しています
cherry社以外にもメカニカルスイッチを作っている会社がいくつもあり
有名デバイスメーカーLogicoolやRazerなどは独自のキースイッチを作っています
- グリーン軸(ほぼ青軸)
 - オレンジ軸(赤軸よりの僅かにクリック感あり)
 - イエロー軸(銀軸と似てる
 
- クリッキー(ほぼ青軸)
 - タクタイル(茶軸に似てる)
 - リニア(赤軸と似てる)
 
とはいっても全部のキー色を覚えるのは難しいので、大体の人はキーの特徴から青軸、赤軸、茶軸、銀軸と呼んでいる人が多いです
ここから各キー色の軸の特徴について詳しく解説していきます
目次
【打鍵音の動画有】メカニカルスイッチの軸の違いを解説
青軸

| クリック感 | 有 | 
| 打鍵音 | うるさい | 
| 押圧 | 60Cn | 
| アクチュエーションポイント | 2mm | 
CHERRY MX BLUEが正式名称です
青軸はクリック感がある為、確実な入力がしやすい特徴があります
実際ブログの執筆で青、赤、茶で入力を試したことがありますが断然青軸が入力はしやすかったです
問題点としては、クリック感があるがゆえに音が相当うるさいです
最初はその音が気持ちいいと感じるかもしれませんが、音が大きいせいで周りに迷惑が掛かってしまう可能性もあるので使用には注意が必要です
LogicoolのクリッキーやRazerのグリーン軸は青軸に似た特徴のスイッチなので青軸扱いとして読んでいる人が多いです
		赤軸

| クリック感 | 無し | 
| 打鍵音 | 比較的静か | 
| 押圧 | 45Cn | 
| アクチュエーションポイント | 2mm | 
CHERRY MX RED が正式名称です
赤軸は青軸とは対称にキーのクリック感が一切ありません
なのでカチャカチャ音がしずらく打鍵音が比較的静かなのが特徴です
PCゲームにおいてキーは何万回とタップをするので、抵抗のない赤軸は手の疲労軽減につながるので人気なキー軸です
しかしクリック感が無いので誤入力がしやすくタイピングにはあまり向かないという特徴もあるのでゲーム専用としてはお勧めのキー軸です
		茶軸

| クリック感 | やや有り | 
| 打鍵音 | 比較的静か | 
| 押圧 | 55Cn | 
| アクチュエーションポイント | 2mm | 
CHERRY MX Brown が正式名称です
茶軸は簡単に言えば赤と青の間のスイッチですが、もっと詳しく説明すると
始めに数ミリ遊びがありそこからクリック感が出てくる感じです
クリック感が青軸より軽く打鍵音が静かなので、青軸の打鍵音はうるさすぎて嫌だけど、ある程度のクリック感が欲しい!!
そんないいとこどりなキー軸が茶軸の特徴です
悪く言えば中途半端
音の静かなキーボードがいいけどクリック感が必要という方は茶軸キーボードがお勧め
魔法少女まどか☆マギカとコラボしたメカニカルキーボード通称まどマギキーボードは茶軸スイッチを採用しています
銀軸

| クリック感 | 無し | 
| 打鍵音 | 比較的静か | 
| 押圧 | 45Cn | 
| アクチュエーションポイント | 1.2mm | 
CHERRY MX SPEED SILVERが正式名称です
銀軸は赤軸とほぼ同じ特徴で打鍵音が静かで押圧が軽いタイプのスイッチで
銀軸と赤軸の大きな違いはアクチュエーションポイントが浅いことです
CHERRY社のキースイッチは銀軸以外は大体アクチュエーションポイントが2mmですが、銀軸は1.2mmとなっています

少しのタップでキーが反応するのでゲームにおいて他のキーボードより入力速度が速くなり有利に働きやすいです
それがゆえに誤入力はかなりしやすいキースイッチですので、個人的にはゲーム専用のキースイッチとしてお勧めしたい
Razerのイエロー軸は銀軸と似たような特徴でアクチュエーションポイントが浅く反応速度が速くなりやすいキーボードです
		静音赤軸

| クリック感 | 無し | 
| 打鍵音 | 静か | 
| 押圧 | 45Cn | 
| アクチュエーションポイント | 1.9mm | 
正式名称はCHERRY MXスイッチ silent RED
静穏赤軸とか呼んだりします
ほぼ赤軸と同じですが、赤軸より打鍵音が静かです
静穏赤軸自体ほとんど見かけませんが、ふもっふのお店で買えるDucky One 2やアミロのキーボードで稀に静穏赤軸が入荷することがあります
普通のCHERRYスイッチより価格が少し高いことが多いです
おまけ クリア軸

| クリック感 | 有 | 
| 打鍵音 | やや静か | 
| 押圧 | 65Cn | 
| アクチュエーションポイント | 2mm | 
CHERRY MXスイッチ クリア軸
ほぼ茶軸と同じで音が青軸よりかは静かでクリック感のあるキースイッチです
茶軸より押圧が高いのでよりクリック感の強いスイッチになります
個人的にはこのクリア軸のスイッチが一番しっくりきて好きですが、残念ながらクリア軸を採用しているゲーミングキーボードはほとんどありません
なのでもしクリア軸を使用したいなら自作キーボードを作りしかないです
自作キーボードは比較的簡単で誰でも作れるます
興味があったら【半田付けいらず】誰でも作れる自作キーボードの作り方を解説!!の記事を参考にして下さい
オムニポイントスイッチ


| クリック感 | – | 
| 打鍵音 | – | 
| 押圧 | – | 
| アクチュエーションポイント | – | 
SteelSeriesの最新ゲーミングキーボードAPEX PROに搭載されたスイッチで
このキースイッチはなんと専用のソフトフェアでアクチュエーションポイントをキーごとに好きな高さに調整することが出来ます

		なので、ゲームではアクチュエーションポイントを低くして普段使いでは高くして誤入力を防止する!なんてことも出来るので面白いキースイッチです
| 押圧 | AP | |
| OmniPoint Switch | 45g | 0.4~3.6mm | 
| Linear Optical Switch | 40g | 1.0mm | 
| Cherry Mix銀軸 | 45g | 1.2mm | 
| Cherry Mix青軸 | 60g | 2.0mm | 
| Cherry Mix茶軸 | 55g | 2.0mm | 
| Cherry Mix赤軸 | 45g | 2.0mm | 
普通のメカニカルスイッチは押し込むことで金属が触れ合い反応しますが
OmniPoint Switchは磁石の力で作動を検知している為、アクチュエーションポイントの調整が出来て
尚且つ早いレスポンスタイムを可能にしています(アナログホール効果磁気センサー)
| レスポンスタイム | |
| OmniPoint Switch | 0.7ms | 
| Cherry Mix | 5.0ms | 
| 標準なメカニカル | 6.0ms | 
打鍵音や打鍵感に関してはほぼ赤軸と同じなので、赤軸を検討している方は是非Apex PROも検討してみてほしいと思います
ゲーミングキーボードメカニカルスイッチの軸の違い 最後にまとめ!!
今回はメカニカルスイッチのキー軸の違いについて解説していきました
まとめとして
cherry社
- 青軸:クリック感が大きく音が大きい
 - 赤軸:クリック感が無く音が静か
 - 茶軸:青と赤の間、若干クリック感がある
 - 銀軸:クリック感が無くアクチュエーションポイントが浅い
 
Razer
- グリーン軸(ほぼ青軸)
 - オレンジ軸(赤軸よりの僅かにクリック感あり)
 - イエロー軸(銀軸と似てる)
 
Logicool
- クリッキー(ほぼ青軸)
 - タクタイル(茶軸に似てる)
 - リニア(赤軸と似てる)
 
これを抑えておけばキーボード選びの軸で分からないということは、ほぼなくなると思います
キー軸に関してはどれが最強というのはないので、個人の好みで大きく分かれます
この辺は実際に使用して確かめていくしかないですね
- 私自身はゲームに関しては銀軸
 - ブログ執筆は茶軸
 
と贅沢な使い方をしています
		あなたに合ったメカニカルスイッチのキー軸を見極めて快適なゲームライフを送ってl下さい!!
では!!
レビューしているキーボード- Logicool G PRO X
 - SteelSeries Apex Pro TKL
 - Razer BlackWidow V3 Mini HyperSpeed
 - Razer Huntsman Tournament Edition(Linear Optical Switch)
 - Razer BlackWidow Lite JP Mercury White
 - Razer BlackWidow Eliteイエロー軸
 - HyperX Alloy Origins赤軸
 - DREVO BladeMaster Pro青軸
 - Varmilo(アミロ)Beijing Opera銀軸
 - Ducky One 2 Mini Pure White RGB 60%銀軸
 - まどマギキーボード茶軸
 - 自作キーボード(赤、青、茶、銀、クリア、静穏赤軸)
 
 青軸キーボード | 
 赤軸キーボード | 
 茶軸キーボード | 
 銀軸キーボード | 
														
							










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