ストッピングの重要なVALORANTなどはラピッドトリガーの優位性はかなり高いです
またラピットトリガー搭載のキーボードは磁気センサーなのでアクチュエーションポイントの変更も可能です
アクチュエーションポイントとはキーを押し込んだ際にどの位置で入力したかを認識するかの距離です
0.1mm~3.6mmまで設定できます
これは磁気センサータイプのスイッチやキーボードだから可能である技術で、今までのメカニカルスイッチでは使用上アクチュエーションポイントを変更することは出来ませんでした
アクチュエーションポイント | |
CherryMX赤軸 | 2.0mm |
CherryMX銀軸 | 1.2mm |
APEX PRO | 0.1~3.6mm |
ERECOM VK600A | 0.1~3.6mm |
ラピッドトリガー(リセットポイント)とはキーを押し込んで戻す際にどの程度上がれば離した判定にするかを設定できる機能です
ラピッドトリガーを1mmに設定した場合戻し始めた位置から1mm上に行ったらOFFになります
えんおう
ここ重要です
またアクチュエーションポイントを2mmに設定した場合押し始めてから2mm下に動いたらONになります
えんおう
一番上から2mmではないです
リセットポイントON,OFFの違い
この違いがリセットポイント(ラピットトリガー)搭載キーボードの強みです
- ストッピングが重要なVALORANTでは超有利
- APEXではキャラコンがやり易い
アクチュエーションポイント+ラピッドトリガーの機能のおかげでキー入力の反応速度が上がるので、持っているプレイヤーとそれ以外では大きな差が生まれます
えんおう
これからは必須と言っても過言ではないです
キーボードを選ぶにあたって注目する点はいくつあります
- AP,RPの調整幅
- キー配列 JP US?
- キーボードのサイズ
- キースイッチの種類
- キーキャップの種類
- 打鍵音、打鍵間、押圧
- 価格
アクチュエーションポイントの調整幅はキーボードによって違います
現状の最少は0.1mmです
キーボードには日本語(JP)配列と英語(US)配列があります
普段学校や職場で使用しているキーボードは日本語配列になっていることが多いです
二つの違いは
- エンターキーの大きさ
- スペースキーの大きさ
- 記号位置が微妙に違う
このような違いがあります
ゲームをする分(WASD操作)には全く困らないのですが、文章入力をする際は少しやりにくさを感じます
えんおう
慣れないとチャットやゲーム外での文章入力に違和感を感じてストレスに感じるかと思います
ゲームメインでやる方は気にする必要はなく、US配列の方が選べる幅も広まる為選択肢として有りです
キーキャップの交換をする際などはUS配列の方が圧倒的に種類も多いので、カスタマイズ等をしたい方はUS配列をお勧めします
キーボードにはテンキーの有無がありますが、テンキーレスよりさらに小さい60%や65%タイプのキーボードもあります
Apexを始めFPSゲームはマウスで視点を動かすため、マウスを大きく振りますが、キーボードが大きいとそれだけマウスの振れる範囲が狭くなってきます
ハイセンシ(高感度)プレイヤーなら動かせる範囲が狭くても困りませんが、ミドルセンシやローセンシではやはり範囲が広いに越したことはないです
またゲームをするだけならテンキーはまず必要ないので個人的にはテンキーレスタイプか60%タイプのキーボードがお勧めです
RAESHA製
GATERON製
キーキャプの種類ですが主に2種類あります
- PBT
- ABS
PBT (ポリブチレン テレフタレート) は、摩耗や熱に強いですその為、文字の印字に昇華印刷というもので印字できるため、実質印字が剝げる心配はほぼないです
ABSは薄い樹脂素材で軽いという特徴があります
しかし耐久値は低く昇華印刷もできないので印字が薄くなるか物もあります
その代わり安価なのでコスト面で有利でキーボード自体の値段が下がる傾向になります
えんおう
最近のキーボードは大概PBTです
押圧はキーを押し込む重さで、これによって打鍵間が変わってきます
軽いほど楽ですが誤入力がしやすくなるので好みになってきます
大体30g~45gくらいにキーボードが多いです
打鍵音はタイピングした際のカチャカチャする音です
静かに越したことはありませんが、静音にこだわったキーボードほど値段は高くなってきます
またキーを押し込み切った時の底打ち音も打鍵音の一種です
私自身はゲームプレイ中はイヤホンをしていてほとんど聞こえないので気にしないタイプですが、同居人がいる方は打鍵音が大きいとうるさくて注意されるかもしれません
打鍵音にこだわりたい方は静音性の高いキーボードを選びましょう
以上の点に着目し私がお勧め出来るラピッドトリガー搭載ゲーミングキーボードを紹介するので参考にして下さい
目次
これからは必須!お勧めのラピッドトリガー搭載ゲーミングキーボードを紹介
Razer Huntsman V3 Pro 11/15販売予定
待望のRazeからのラピッドトリガー搭載キーボードHuntsman V3 Pro
フルサイズ、テンキーレス、60%と3サイズでJP、US配列ともにラインナップにあるので自分の環境にあったキーボードを選べます
えんおう
個人的にはメディアキーに高級感を感じるのでテンキーレスが良さそう
また今回搭載されたHuntsman V3 Proは磁気型でも静電容量接点でもなく光学型のスイッチでラピットトリガーを実現しています
また独自のキースイッチは安定感もありそうでかなり期待できます
ソフトウェアも優秀で細かな設定が出来、アクチュエーションポイントの初動のみを深くしてそのあとリセットがかかった後の次のONを0.1mmなど浅くすることが出来る機能もあり誤入力を抑えつつ連打も可能にするといった素晴らしい機能もあります
広告にもいつも以上に力を入れており、かなり期待感の高いキーボードで私自身もRazer Huntsman V3 Pro購入しました
えんおう
届いたらレビューします
現在予約受付中です
SteelSeries Apex Proシリーズ
APの調整幅 | 0.1mm~3.6mm |
RPの調整幅 | 0.1mm~3.6mm |
キー配列 | JP,US |
キーボードのサイズ | 60~100% |
キースイッチの種類 | OmniPointスイッチ |
キーキャップの種類 | PBT素材 |
打鍵音、打鍵間 | 静か |
押圧 | 45g |
SteelSeriesのAPEX PROシリーズはキーボードのサイズが60%.80%.100%の3つがありそれぞれJP配列とUS配列があるので自分の気に入ったサイズのキーボードを入手できます
APEX PROのキースイッチOmnipointは応答速度0.7msと驚異的な速度を誇っており入力遅延の少ないキーボードです
80%以上のキーボードに搭載されている有機ELディスプレイは現在の設定が分かったりイラストをドット絵で表示出来たりするので快適です
またメディアキーもついているのでYOUTUBEを見ながらゲーム等便利です
専用ソフトは日本語対応しており感覚的に設定が出来るので困ることはないでしょう
アルミフレームもかっこよく値段こそ少し高いですがラピッドトリガー搭載キーボードの中でも高機能なゲーミングキーボードです
えんおう
今すぐラピトリ搭載キーボードが欲しいならAPEX PROがお勧め
詳しくはSteelSeriesのAPEX PRO TKLのレビュー記事があるので参考にしてください
東プレREALFORCE GX1
APの調整幅 | 0.1mm~3.0mm |
RPの調整幅 | 0.1mm~3.0mm |
キー配列 | JP,US |
キーボードのサイズ | 80% |
キースイッチの種類 | 静電容量無接点方式 |
キーキャップの種類 | PBT素材 |
打鍵音、打鍵間 | 静か |
押圧 | 30g.40g |
東プレREALFORCEシリーズは静電容量無接点方式という独自のキースイッチを採用しており、打鍵音が静かなキーボードです
またその打鍵音の少なさや打鍵間がよくタイピングが快適で好きな人が多くラピッドトリガー搭載のREALFORCE GX1が出る前から愛用者の多いキーボードでした
REALFORCE GX1は押圧が30gと40gの2種類のモデルがあります
- 30gは瞬発力を重視し、キー底打ち・長押しを多用するプレイヤーに向いています
- 40gは入力ミスが起きにくく正確性の高い入力を求めるプレイヤーに向いています
専用のソフトウェアREALFORCE CONNECTは当然日本語対応しており複雑な設定は特にないので困る心配はいないです
REALFORCE GX1は大人気キーボードで在庫がすぐになくなってしまうキーボードですので欲しい方は入荷したらすぐに購入をするようにしましょう
えんおう
打鍵音の静かさは今回紹介するキーボードの中ではNo.1です
詳しくはREALFORCE GX1のレビュー記事があるので参考にしてください
定価33,000円なので誤って転売価格のものを買わないように注意してください
ERECOM VK600A
AP調整幅 | 0.1mm~3.8mm |
RPの調整幅 | 0.1mm~3.8mm |
キー配列 | JP |
キーボードのサイズ | 65% |
キースイッチの種類 | RAESHA製 |
キーキャップの種類 | PBT素材 |
打鍵音、打鍵間 | 静か |
押圧 | スタート30g・底打ち60g |
日本のメーカーのエレコムからラピットトリガー機能を搭載した磁気検知式スイッチのゲーミングキーボードが発売されました
JP配列で65%サイズキーボードなのでゲームだけでなく日常使いでも使いやすいです
またアクチュエーションポイントやラピッドポイントを設定できる専用ソフトウェアは使い勝手がよく日本語なので快適です
えんおう
海外デバイスだと日本語に対応していないことがあります
打鍵音も吸音材が間に入り込んでいる為かなり静かで底打ち音もそこまでしません
またRAESHA製のキースイッチはキーキャップをしっかりホールドしてくれキーの横ブレが少ないのでアクチュエーションポイントを浅くした際の誤入力も減らせます
さらにキーキャップは指がフィットしやすいよう窪みが出来ており場所によって窪みが違う為かなり手の込んだつくりになっています
日本メーカーなので保障やサポートもしっかりしていて安心できるのでかなりお勧めできるゲーミングキーボードです
詳しくはエレコムVKVK600Aのレビュー記事があるので参考にして下さい
DrunkDeer A75
AP調整幅 | 0.4mm~3.6mm |
RPの調整幅 | 0.2mm~3.0mm |
キー配列 | US |
キーボードのサイズ | 65~75% |
キースイッチの種類 | RAESHA製 |
キーキャップの種類 | PBT素材 |
打鍵音、打鍵間 | 静か |
押圧 | 30g |
DrunkDeerは海外のゲーミングデバイスメーカーでA75はラピッドトリガー機能を搭載していながら価格が17000円と他のキーボードより安いのが特徴です
キースイッチはエレコムのVK600Aと同じRAESHA製で安定性のあるキースイッチです
ラピッドトリガーの最少は0.2mmと他のキーボードは0.1なので少し負けていますが、ここまでくると誤差レベルなので浅い事には変わりはないです
また別売りでスプリングの販売をしており交換することで押圧を変更出来るので自分好みにカスタマイズが出来ます
専用ソフトウェアは英語になってしまいますが、感覚的に操作が分かるのでそこまで困ることはないかなーと感じました
値段の関係上キーキャップや枠のフレームは少し安っぽさを感じてしまいますが、値段も安いので少しでも予算を抑えたい方にはお勧めです
えんおう
キーキャップは別のものに替えてカスタマイズしてもいいですね
詳しくはDrunkDeer A75のレビュー記事があるので参考にしてください
Wooting 60HE
APの調整幅 | 0.1mm~4mm |
RPの調整幅 | 0.1mm~4mm |
キー配列 | US |
キーボードのサイズ | 60% |
キースイッチの種類 | GATERON製 |
キーキャップの種類 | PBT素材 |
打鍵音、打鍵間 | 静か |
押圧 | 30g |
VALORANTのプロがこぞってWooting 60HEを使用しておりラピッドトリガー機能を流行らせたキーボードです
アクチュエーションポイント最小0.1mmと当初はWooting 60HEだけが0.1mmでAPEX PROは0.2mmと優位性を保っていましたが、最近では0.1mmラピットトリガーに対応したキーボードが増えてきました
なので値段の高いWooting 60HEを買う必要性は少なくはなっていますが、Wooting 60HEはカスタマイズ性の高いキーボードです
ばらしてケースやキースイッチのスプリングを変えパーツが多く自分好みのキーボードにカスタマイズ出来ます
定価で買いたい場合海外のWooting 60HE公式サイトまでいって英語で住所の入力をする必要があり少し手間がかかりますが使用ユーザーの多いお勧めのキーボードです
その他今後発売ラピトリキーボード
Yuki Aim Polar 65 Keyboard Katana Edition予約終了
e-Sports選手や世界最高峰のエイマーで構成される名門エイミンググループがYuki Aimです
マウスパッドがかなり人気で有名になりました
そこから新しく発売するラピッドトリガー搭載キーボードがYuki Aim Polar 65 Keyboard Katana Editionです
現在は終了しました
Keychron Q1 HE
Keychronはキーボードを作っているメーカーで日本ではあまり知られていませんが、世界では人気が高く近年日本でも愛用者が増えてきてるデバイスメーカーです
そこからラピッドトリガー搭載キーボードが近日発売予定です
最近は続々とラピッドトリガー搭載キーボードが発表されていますので今後も注目です
気になるデバイスや発売情報を私のTwitterでも紹介するのでよろしければフォローよろしくお願います
ラピッドトリガー機能搭載のお勧めのゲーミングキーボードを紹介!最後に!!
ちょっと前までラピッドトリガーというものがなくメカニカルキーボードの赤軸や銀軸などCherryMXのメカニカルスイッチが主要でした
APEX PROのアクチュエーションポイントが変更できるキーボードが出たあたりから新しい時代が到来してきて今やラピッドトリガーという素晴らしい機能も当然になりつつあります
ということは当然ラピットトリガー搭載キーボードを使用するユーザーが増えてきているわけです
実際に使ってみれば分かりますが、アクチュエーションポイントの変更やラピットトリガー機能はそれがないキーボードと比べるとチートクラスに強みが分かります
えんおう
使ってない人の不利さ加減が顕著
ぜひラピットトリガー機能搭載キーボードを手に入れて、様々なゲームで楽しんでもらいたいと思います
では!!